2006年以降

□「また会いましょう」
「俺は、あなたと違って恥を知っているんでね、体裁くらい繕わせろ」
 くすり、とシャアが嬉しそうに小さく笑う。
「この戦いが終わった後での私達の生活の、予行演習というのも悪くはないだろう?」
「……っ、だから、耳元で喋るなよ、くすぐったいだろう!?」

2006年発行、『マタアイマショウ』に収録、サイトの長編のリライト。シャアムパラレル。PG。

□「約束の土地へ」
 じたばたと腕の中で藻掻いて抵抗をされて、シャアは遂に渋々身体を離した。
解放されたアムロは真っ赤な顔を隠そうともせず、視線だけを逸らしながら呟いた。
「ちょ、その、慣れてなくて、なんか、あなたじゃないみたいで、落ち着かない……」

2006年発行、『マタアイマショウ』に収録、上記長編のサイト掲載分続編をリライト。シャアムパラレル。NC-17。

□「黄昏サラウンド」
「……汚れ役など、任せておけばいい」
 擦れ違い様に耳元で小さくそう落とされた囁きに、アムロは益々惨めな思いを感じて拳を握り締めた。
ブライトが気遣うように声をかけてくるのが聞こえたが、今暫くは一人にして置いて欲しかった。

2006年発行、『マタアイマショウ』に収録、上記長編のシリーズ続編を書き下ろし。。シャアムパラレル。NC-17。

□「RE: RE: RE:」
「で? 駄目になったデートのレストランの予約を、お前に代わりに言って欲しいって? 護衛はいいのか、お前ガードだろ?」
 カミーユの言葉にそうなのだとギュネイが頷く。

2006年発行、『ファンタジスタ』用書き下ろし、ギュネカミ。PG。

□「EXODUS」
「沢山の罪もない人達の為にも、耐えてジオン公国に嫁に行け、お前。な?」
「絶対イヤです! 第一、顔も知らない人の所に嫁になれとか絶対無理です!」

2006年発行、『ファンタジスタ』用書き下ろし、シャアムパラレル。PG。

□「The Sea(I Can Hear Her Breathing)」
「これは失敬、淋しい思いをさせてしまったようだな」
「違う、そんなんじゃなくて、失礼だろうと言いたいだけだ、俺は!」

2006年発行、『ファンタジスタ』用書き下ろし、シャアムパラレル。PG。

□「SIREN.」
「そう急かさなくとも鍋は逃げはしないぞ、座って待っていたまえよ」
「腹減ってるんだよ、今日は珍しく肉体労働だったからさ」

2006年発行、『ファンタジスタ』用書き下ろし、シャアム。PG。

□「HOME SWEET HOME」
「まぁ、僕も、戦争するよりは、カテイホウカコカンリョウと戦う方がずっといいかも」
 呟いてみたものの、自分でもどうもイマイチ説得力がない気がして、アムロは盛大に溜息をついた。

2006年発行、『ファンタジスタ』用書き下ろし、シャアムパラレル。G。

□「ハート形ライター」
「シャア、早く行こう、向こうで一緒にお弁当食べようよ」
「ああ、分かったから、そんなに引っ張らないでくれたまえよ」
 苦笑しながら、シャアは真っ直ぐに先に駈けていく少年の後をのんびりと追いかけた。

2006年発行、『ファンタジスタ』用書き下ろし、シャアムパラレル。G。

□「GREEN.」
「君は光の下で抱き合うよりも、こんな風に荒々しくされるのが好きだな。……私に抱かれるのは、そんなに怖い?」
「う、るさ、」

2006年発行、『ファンタジスタ』用書き下ろし、シャアム。NC-17。

□「キミヘムカウ ヒカリ」
「兄さん、また遊びに来たの? 随分と暇でいらっしゃいますこと」
 その声を聞いて、シャアが軽く彼女に向かって手を挙げる。
「やぁ、アルテイシア。今日は保護者参観日だと監督に聞いてね。君の勇姿を拝みに来た」

2006年発行、『ファンタジスタ』用書き下ろし、シャアム現代パラレル。G。

□「スイレン・サイレン」
「どうだか。……ま、でも。そこまで言うんじゃ、約束な」
 言いながら、青年は一緒に見に行こうと右手の小指を出して指切りの約束をした。夏の朝に咲く、睡蓮の花を見に行こうと。
 二人で。

2006年発行、『スイレン・サイレン』収録。SRW或る意味パラレル長編。PG。

□「マジエルの星」
『いいですか、合法っていっても、合意じゃないと犯罪ですからね!』
 そんなメモの添え書き付きでアムロの手元にやってきたその瓶の中身は、有り体に言ってしまえばいわゆる「媚薬」という分類をされる薬品であった。

2006年発行、『スイレン・サイレン』収録。上記長編のラブラブ後日談。薬ネタ。NC-17。

□「MOON RIVER」
「ムーン・リバーか、随分と古い曲が好きなのだな、艦長」
「あ、いや、これは妻との、その……」
 語尾を濁したブライトに何となく事情を感じ取って、クワトロは唇を吊り上げた。
「ロマンティストなのだな、ブライト艦長は」

2006年8月の大阪イベントで配った鈴置さん追悼ペーパーの小咄。ブライトとクワトロと。『ファンタジスタ』に収録。G。

□「見果てぬ夢」
 そう言いかけたブライトの唇を、そっと伸びてきた指が咎めるように押し留めた。
 驚いた顔をするブライトに、ミライが出来の悪い子供に言い聞かせるように、何にも分かっていないのね、と苦笑する。
「勿論、温かな家庭は欲しいわ。けれど、私の夢はそういうことではないの。分からないかしら」
 その言葉にブライトは暫く頭を巡らせたが、やがてどうしても思いつかなくて仕方なく頭を振った。

2006年8月の大阪イベントで配った鈴置さん追悼ペーパーの小咄。ミライさんとの青春話。『ファンタジスタ』に収録。PG。

□「Apple Jack」
 そういえば、とアムロは最近見慣れてきた金髪の男を目で追いながら思った。
 そういえば、この人って、普段は何を考えながら人生過ごしているんだろう。

2006年発行、『スイレン・サイレン』の再版分に収録。メイン長編のラブラブ後日談。NC-17。

□「ローテク・ロマンティカ」
 いつまでもどこか理性を引きずったままのこの手の行為が、ただでさえ羞恥心を先立たせるアムロにとってどれだけ居心地の悪い居たたまれない時間であるか、シャアにだって理解できているだろうに。
 それでも、逃げ出すことはしないのだから、せめて躊躇うのは待って欲しいと思う。

2006年発行、『お前百までわしゃ九十九まで』収録。シニア世代シャアム話。おじさんになってもラブラブ。NC-17。

□「Shadowlands」
 くすぐったく身を竦め、アムロはシャアの手を握り返すことで、湧き上がってきた幸福感を伝えたいと思いながら口を開く。
「あなたに人生をすっかり変えられて、俺は良かったんだろうな、と思っていたんだよ」
 そのアムロの言葉を聞いて、シャアはとんでもないと驚いたように青い双眸を見開いた。

2006年発行、『お前百までわしゃ九十九まで』収録。シニア世代シャアム話。新婚旅行?。NC-17。

□「純恋歌」
「ていうか、あなたが迎えに来るのは確定事項なのか?」
 呆れ果てたようにアムロが言うのにシャアは胸を張って返事をする。
「いかんかね、君が素敵な先人に心を奪われる前に手は打たないとな」

2006年発行、『お前百までわしゃ九十九まで』収録。シニア世代シャアム話。遺言のようなもの。PG。

□「銀河通信」
「……ってわけで、この傷は特に全然全く怪しいものじゃなく、むしろ由緒正しいものというか」
 ごにょごにょと末尾が怪しくなるアムロの説明を聞いて、信じられないことしますね相変わらず、とカミーユは呆れた声を上げた。
 たまたま学会で近くまで寄ったので、挨拶させてくれと立ち寄ってみたら、のっけから壮大な惚気をまた聞かされるとは! 思わす空を見上げて嘆息しながらカミーユが呟く。

2006年発行、『お前百までわしゃ九十九まで』収録。シニア世代シャアム話。死にネタ。死んでも惚気てます。PG。

□「木蘭の涙」
 立ち上がるときによいしょ、と声をかけるのがなんだか年寄り臭いと、そういえばからかわれたことがあった気がする。
仕方がないだろう、もう爺さんなんだから、と反論したら、君の口からそんな風な台詞が聞けるなんてな、と返って面白そうに言われてしまった。

2006年発行、『お前百までわしゃ九十九まで』収録。シニア世代シャアム話。死にネタ。想いの翼。PG。

□「Tickets To Paradise」
「つれないな。今夜は、私がこんなに側にいるのに、ちっとも私のことを見てくれようとしない……」
 拗ねた子供のような口調で責めるように言われて、図星だったアムロは思わず焦ってシャアの方を振り返ってしまった。

2006年発行、『Morning Glory』収録。新婚さん話。結婚前夜のマリッジブルー。PG。

□「Would You Be Happier ?」
「しかし、君は昨夜、良く寝ていたし……」
「寝ていたら、起こせばいいだろう!? なんで自分の部屋で一人で寝てるんだよ、バカ! もう信じられない!」

2006年発行、『Morning Glory』収録。新婚さん話。初めての夜っていうか昼っていうか。NC-17。

□「おはようまで、あとすこし」
「やれやれ、……我が薄情な北の方は、まだ私の腕よりも眠りの翼の方が恋しくていらっしゃるようだ」
 くすりと耳元で苦笑を含んだ呟きが聞こえて、耳元にも、柔らかな感触が、ひとつ。どこまでも果てしなく穏やかな赦しを含んだ声が、俺の鼓膜をぴりぴりとくすぐる。

2006年発行、『Morning Glory』収録。新婚さん話。初めての朝。PG。

□「プライマル・オリジナル」
「ただいま、私の眠り姫。呪いを解きに来たよ」
 言いながら顔を近づけて今度は口唇にキスを落とすと、本当にふわりと瞼が開いて、べっこう飴の溶けたような琥珀色の瞳が姿を現した。

2006年発行、『Morning Glory』収録。新婚さん話。出張されると寂しいアムロ。PG。

□「ハニー・カム」
「あ、あなた、いつも俺に対してあんな恥ずかしいことばかり言っている癖に、肝心なところで不甲斐ないな! それとも俺が降りてくるのをそこで待っていたのか?」
 自分の方が好きな度合いが多かったのかと照れ隠しも相まって、ついきついものになるアムロの口調に、シャアがまさか、と首を振る。

2006年発行、『Morning Glory』収録。新婚さん話。手繋ぎはにかみデート。PG。

□「The Selfish Gene」
 振り向いた瞬間、俺はフックから外したシャワーヘッドを思い切りシャアの顔に向けた。頭からいきなり温水の洗礼を浴びたシャアが、ずぶ濡れになって抗議の声を上げる。
「……っ、何をするんだ、アムロ!」

新婚さん話。雨とお風呂と。NC-17。

□「The *End」
「口を慎め、カイ! 仲間を疑うような言動はやめろ、もう終わったことなんだから!」
「そ、おわっちまったんだろ。だったら喋ってもいいんじゃないのかい、セイラさんよ」

2006年発行、『The End』収録。ファースト終了の後、ランチの中でのホワイトベースクルーの会話。G。

□「タガタメ」
「なんか、すごく嘘っぽいです、それ。クワトロ大尉って、何のために戦っているんですか?」
 しかし、少年の単刀直入な問いに、男は不思議な微笑を浮かべたままおやおやと言って首を振った。
「君と私の目的は同じだと思っていたのに、もしかして違うのかな? カミーユ・ビダン」

2006年発行、『The End』収録。映画版Zガンダム、カミーユ独白。G。

□「Voices from Wilderness / 未墾の地よりの声」
「あなたがシャア・アズナブルだというのなら、シャアであることを再び始めたというのなら。俺もまた、アムロ・レイとしてあなたの前に立つだけだ。……そう、決めちまったんなら」
 呟くと、アムロは足を速めて家路を急いだ。もう一時たりとも立ち止まっている余裕などないということは、アムロ自身が誰よりもよく理解していた。

2006年発行、『The End』収録。映画版ZガンダムからCCAの間のお話です。アムロ・レイの覚醒。「Sleepers Awake / 眠れる人、目覚めよ」と対になるお話。G。

□「ワールズ・エンド・ガーデン」
「これからはただ、俺の為だけでいい、生きろよ、俺はもう、充分にあなたを上手に追い詰めてみせたはずだ!」
 怒鳴りつけると、ころっと涙が零れた。拭おうとして、ヘルメットが邪魔であることに気付く。アクシズを押し返し、バラバラになって落ちる欠片の大きな一つと共に運良く落下できたνガンダムは、胸の中に必死で赤い球体を抱え込んで、胎児のように丸くなって落ちていっていた。操縦するアムロは必死だった。自分のことなど二の次で、胸の中にあるポッドだけを護ることを考える。
「くそ、…っ、νガンダム、お前は伊達や酔狂で作った機体じゃない、俺を守れ、シャアを守れよ!」

2006年発行、『The End』収録。CCA後のシャアとアムロ。生きろ!という話。G。

□「ビギニング」
「だから、私はね、いずれ君とは恋人同士になれればいいなと思っているのだが、君はどうかな、と」
「な、あなた、そんな恥ずかしいこと、いきなりどうして素面でいうかな!」
「素面でなければ信じて貰えまい? 長期戦は覚悟しているよ、君はどうもこちら方面は些かならず不得手のようだから」
「不得手とか言うなよ、これでも結構モテてたんだから……」
「だが、真剣な恋愛はしてきた?」

2006年発行、『The End』専用ペーパーに書き下ろした話。こちらは本誌よりはっきりシャアム。PG。

□「Sleepers Awake / 眠れる人、目覚めよ」
「開けてしまえば、誰でも通れる扉なのではなかったのか?」
「誰でもって訳じゃない。地球の重力に魂を惹かれた可哀想な人間は、ここを通る道が見えないんだ」
「地球になどもう興味はない、宇宙にもだ。アムロ、どうか私を信じてくれ。道の場所を指し示してはくれないか」

ユウメディア様内、FASS発行の逆襲のシャアアンソロ本に再びゲストでお話を書かせて頂きました。映画版ZガンダムからCCAの間のお話です。シャア・アズナブルの覚醒。G。

□「ノーザンライツ」
「君にもきっと、オーロラの声は聞こえるだろうが、私は生憎まだ、聞いたことがないから…君と行けば聞こえそうな気がする」
「いや、オーロラの声って…音がする、って噂なら聞いたことはあるけれど、アレは気のせいだっていうぜ?」

2006年発行、「The Seasons」収録。CCA後、恋を始めてしまった二人。上の続編、最終章。NC-17。

□「Mighty Heart」
「あれから、何日だっけ?」
 言いながら、ひぃ、ふぅ、みぃ、と指折って日数を数えてみる。そして、両手の指が一周してしまったところでがっくりと机の上に突っ伏した。
「もう一ヶ月経っちゃうんじゃないか…」

2006年発行、「衝動」『ARCHIVES』収録。モノクルの設定の、浮かれたアムロのお話。PG。

□「美味しくなれるセロリのレシピ」
「なぁ、腹減った」
「なにか食べに行くかい?」
 この時間から作るのも億劫だし、と子供のような恋人の頬に手を伸ばしながらシャアが言うと、アムロはその手に頬を擦り付けながら、うん、と頷く。

2006年発行、「衝動」『ARCHIVES』収録。チャーミーグリーンなほのぼのカップルの話。PG。

□「未必のコイ」
「あなたは、自分が俺を手に入れたってことだけ、知っていれば。―――それでいい」
 そう言った後、今度は自分に言い聞かせるように、再び言い直した。
「俺が分かっていて、あなたを手に入れたことが罪だというのなら、俺はもう、それでもいい」

2006年発行、個人誌「おかしな2人」、「The Seasons」収録。CCA後、恋を始めてしまった二人。PG〜NC-17。

2005年以前

□「流れ星は彗星とダンスを踊ることが出来るか?-R.A.P-」
パラレルというかなんというか…差し上げもののため公開予定はありません。
『PoP Peach Tea』の悠様に差し上げた「踊る大捜査線」本歌取りのパラレル現代版シャアム。

□「アルファルド-S*T*A*R*S-」
子供じゃないんだから、聞き分けのない事を言うのじゃないよ。
「奥様はハタチ」(笑)シリーズの事の発端アクシズでのアムシャア。
ホモ臭はそんなにありません(ホンマか)5/9大阪オフ記念品『青砥屋茶寮オフライン第零号』に収録。

「ミチシルベ-a road home-」
えーっと、別ページの「キスに関する20題」の中の一編「GREEN FRUIT」の続き。
「奥様はハタチ」(笑)シリーズ、カミーユ登場編。(笑)
カオリンの『不機嫌林檎』さんにお嫁入りしたのでサワリのみのアップです。完全版はあちらでどうぞv

□「L'amour est un oiseau rebelle-ハバネラ-」
そうして、アムロの目論見通り今日も日当たりのいい部屋には綺麗な音が溢れている。
二人でらぶらぶ新婚生活(違)のメロメロなシャアが見られるシャアム。
シャアが嬉々としてピアノ弾いてます。…なんていうかもー(笑)
個人誌『純愛ラプソディ』(完売済)収録。

□「ドキドキ」
―――うわぁ、お日様だ。
思わずぽかんと口を開けて少年は突然現れた男に見とれてしまった。

WEB拍手のお礼小話で短期連載したパラレルの34/15話です。改稿して個人誌『純愛ラプソディ』(完売済)『ARCHIVES』収録。

□「Hello! Orange Sunshine」
現実はどこか失恋に似ているんだな、と。恋をしたこともないアムロは妙に醒めた頭で哲学的にそう考えた。
『ドキドキ』の続編です。アムロ幸せになりました〜、なお話。個人誌『純愛ラプソディ』(完売済)『ARCHIVES』収録。

□「恋一夜-The Passionate Shepherd to his-」
「アムロ、…君がどうしようもなく足りなかったよ。」
ひたすらいちゃつくシャアム。「帰還」の番外編です。8/21大阪記念品『青砥屋茶寮オフライン第壱号』に収録。

□「氷菓子ミルク味-Ice Candy Tasted Milk-」
「うん……食べさせて?」
青砥屋茶寮晩夏企画。タイトル通りの馬鹿なお話。公開は一晩限定。2005年インテックス大阪無料配布本、「ラヴ・パレード」、『ARCHIVES』にリライト版収録。

□「Naughty and Nice」
それでも良いか。この、『任務』という名前を借りた逢瀬を楽しみにしているのは自分も同じだ。
こひさまの絵掲示板に書き込んだお話。まとめて貰って頂きました〜v

□「bashful」
頬が、久しく持ち慣れない内側から沸き上がってくる熱でさっと赤味を差す、
ああ、やばいな。私は色が白いから、こういうのは目立つんだ。

さしあげもの。照れ照れアムロとシャア。一生やってなさーい。

□「壷中天」
「言ったな。…では、ひとでなしの私としては、なにも知らなかった無垢な君が
その後の教育でどの位利口になったかを確認してみねばなるまいよ?」

カオリンとの二人誌、『Love Prisoner』(完売済)収録。新婚偽親子シャアム。18禁。

□「あきすとぜねこ-Not for love nor money!-」
「君の言い方だと、私はさぞやかし、どうしようもない男なのだろうな。」
「ああ、どーしよーもない。あんたはどーしよーもない男だ。」

大神かおりさん、サイト開設おめでとうリクエスト。
『他の人達に懐かれているシャアを、内心嫉妬しつつも当然のように独占するアムロ』
・・・ただのバカップルの痴話喧嘩です・・・お粗末。

□「きみはぼくのたいようだ-I'm your Sunshine-」
アムロを泣かせてしまった!…罪悪感で打ちのめされるシャアに向かい、
更に追い打ちをかけるようにアムロがしょんぼりと俯く。
「…やっぱり、シャアのお嫁さんになるのは早すぎたって、思ってる?」

Aさまにプレゼントさせていただきました、ほにゃほにゃとことあるごとに登場する34/15新婚編(笑)
シャアが相変わらず追い詰められています。白い悪魔は最強です。

□「マシュマロハネムーン」
「まったく、日が落ちるまで我慢しようとしている人間の健気な努力を無にしないでくれないか、アムロ。」
「な、俺、別になんにもしてな…!」
金髪の男の言い草に唖然とする。――それは、言いがかりだ。

個人誌『Where Angels Fear To Tread』『ARCHIVES』収録。前出「壷中天」の続きっぽい、新婚旅行中激甘シャアム。18禁。

□「天使も踏むを恐れるところ」
押し倒され、襲うような雰囲気で服を剥ぎ取られながら、シャアがせっかちだな、珍しく、と微笑んだ。
「―――少しは淋しかったかい?」
個人誌『Where Angels Fear To Tread』『ARCHIVES』収録。今度はアムロが…ええっと、これ以上はここでは。(笑)18禁。

□「視界-astigmatic vision-」
子供みたいに怒って、とアムロは苦笑しながら腕を伸ばし、
部屋に入って二人きりになったというのにかけたままのスクリーングラスに手を伸ばす。
2004,10,31インテックス大阪【COMIC CITY大阪51】での青砥屋ペーパー掲載作品。前半はペーパー。
後半はペーパーを貰った人だけの特別ページにしてサイトアップ。『ARCHIVES』収録。

□「Anniversary」
なんでおれ、こんなびしょびしょに濡れてるんだろう。
うーん、と考えこんで、自分が水の中に座っていることに気付く。
ああ、そうか、水の中に座ってるからおれ、ずぶ濡れなんだな。
ボッソ泰葉さんちに送りつけたボッソのお話の続き。

□「SLEEPING BEAUTY」
青年は、瞳を閉じて壁際のソファに腰掛け、静かに寝息を立てていた。手には読みかけて睡眠薬になったと思 しい文庫本を持っている。
大神さんちに送りつけた、大神さんの所のトップ絵に着けたお話。

□「洗濯日和」
「随分、大人しいじゃないか、アムロ。」
「貴方だって分かっていたからね。…んで、なんの用事?」
ゆうさんちに送りつけた更新コバナシの続き。

□「ANOTHER MORNING」
結局どうでも良いような用件を言うと、きぃ、とアムロのブースのドアが開いて、
水滴を滴らせて貼り付く金色の髪の毛の青年が、仄かに上気した顔を覗かせた。
「切れているのか?…ほら。」「ありがとう。」勿論嘘だったが、有り難く受け取る。
りつこさんちにお嫁入り。いきなり書いて送るのはメールボムっていうのよ、とりさん・・・

□「Like a Bridge over a Liver of Oblivion」
「君だけ、だったんだ。ニナ。」
コウがいっそ切ないくらいのギリギリに泣き出しそうな顔で、そう切り出した。
恨んだこともある、憎んでいるとさえ思ったことがある。
塀の中の長い長い一人きりの時間、コウには幾らでも、それこそ、考える時間だけなら、いくらでもあったのだ。
「色々考えたけれど、ガトーのことを話せるのはもう、君しか居なかったんだ。――ニナ。」
2004年星の屑、本編終了後のシリアス0083話。星の屑月間だけの期間限定公開でした。全9話。

□「Akasic Record」
すべてこの世で起こることはあらかじめ予定調和で決められているのだという。
それが。
オレの前に広がるこの道ならば、クソッタレ、だ。
2004年星の屑、シリアス0083話。星の屑月間だけの期間限定公開でした。これは短編。

「Ordinarily Man」(G)
2004年星の屑、シリアス0083話。星の屑月間かがみもち振る舞いぜんざい短編(笑)

□「Plastic Soul」
「あ、お願い。」「?」シャアが首を傾げた。
もの問いたげな視線を受けて、アムロがにっこりと微笑む。
「白衣は、着たまま抱いてくれないか。」
青年の思いがけない頼みに、暫し逡巡する様子を見せた後、シャアは頷いた。
「―――承知した。」
2004年冬コミ発行のシャアム企画本、「Order Please」への寄稿作品。コスプレえっち。18禁。

□「LEGAL DRUG」
「今夜は私に全て委ねて貰おうか。…頑張ってご奉仕させていただくよ。」言うと、もう一つ胸元にキスを贈る。
2004アムロ誕生日創作。18禁ですのでご注意下さい。
なかなかシャアを素直に受け容れられないアムロに対して、誕生日にシャアが用意したもの。
個人誌『The Birth of Tragedy』(完売済)『ARCHIVES』にリライトして収録。

□「La Dolce Vita-A Punishable Passion-」
「ちょっと待てよ、あなた、俺が好きでもない相手と一緒にいるとでも?…」
アムロの声が一段と低くなった。そこに混じり込み始めた冷気に、クワトロがそうではないのだが、と首を振る。
「私が望んでいることはたった一つだよ、アムロ。私を愛していると言ってくれないか?」
2004シャア&カミーユ誕生日創作。十一月末日までの期間限定公開でした。全六話。
シャアを受け容れることを躊躇い続けるアムロに、二人の関係が段々に揺らいで・・・
個人誌『The Birth of Tragedy』(完売済)『ARCHIVES』にリライトして収録。

□「Notte * Fonda」
「あなたの言うこと…何でも聞くから、好きにして良いよ。」
耳元でそんな風に囁き返すと、過剰サービスだぞ、とシャアが肩に軽く歯を立てて笑う。
上記二作品の続編。シャア誕生日、その夜編。甘甘18禁。
個人誌『The Birth of Tragedy』(完売済)『ARCHIVES』収録。

□「HOLD ME TIGHT」
「初めまして、アムロ・レイ君。私はクワトロ・バジーナ大尉だ。
ブライト艦長に頼まれて、以後、君の世話をさせて貰うことになった。
軍隊でのイロハを教えて行くから、まぁ・・・兄貴だとでも思ってくれたまえ。宜しく頼む」
「あ、・・・はい」
こひさんのところの絵板で、とみとみさんのお話の勝手に続きを書いたもの。27/15の清純派リリカル(笑)

□「指さえも」
血流の中に僅かに混じるアルコールが、程良く気分を浮き立たせている。
「ね、キスしようか」
勢いに任せて聞いていた。―――あなたは、ものすごく驚いた顔をしていたけれど。
これも勝手に送りつけもの。新年近く、アムロの盛大なノロケは続く。(笑)

□「セブンスヘヴン」
「言葉も出ないか?…身体は思い出しているようだが」
言いながら、男は手袋越し、アムロの力のない口唇をそっと指でなぞる。
「君がいけないのだよ?…強情を張るから、こんなこともしなくてはならなくなる」
言いながら見下ろす値踏みの視線が、未だ半分以上ずり上がったままの
上着の中の白いインナーに注がれるのに、青年が首を振った。
某様の裏サイト開店祝いコバナシ。監禁調教?(笑)

□「REV.ENG-一方通行不可逆航路-」
赤味がかった鳶色の髪の毛の青年は、黙って手を差し出し続けている。
シャアは尚も何か言い募りたそうであったが、諦めたように青年の手の平に小さな物体を差し出す。
アムロはそれを受け取ると、何事もなかったように目元に持っていって、そっとはめた。

モノクル萌え秘書官アムロ話。合同誌『Monocle』(完売済)収録。序章。

□「黙従-Passive Obedience-」
「総帥、本日のご予定ですが、10:00時から幹部会議、11:00時から隣接コロニー代表とのアポイント、
11:30に親衛隊長と次回式典最終警備の打ち合わせ、…」

モノクル萌え秘書官アムロ話。続き。(笑)個人誌『Where Angels Fear To Tread』(再版分)『ARCHIVES』に収録。

□「誓いと硝子」
ほんとに、歩く才能の無駄使い男め、とアムロは苦笑する。色事にまでこんなに才能溢れていなくたっていいのに。
モノクル萌え秘書官アムロ話。おまけ本『Monocle:Extra』『ARCHIVES』に収録の短編、18禁。

□「玻璃の午睡」
「私は机の下だからね、見えないさ。…君が、あまりに色っぽく瞳を潤ませたり溜息をついたりしない限り、ね」
「だったら、そ…の、イタズラ、やめろって…ん、だっ!」

モノクル萌え秘書官アムロ話。合同誌『Monocle』収録。18禁。無理矢理本に突っ込んだ気が(笑)

□「ミルフィオリ」
 そこには数多の言葉で飾られた、シャアの尤も厭い、愛する言葉が記載されていたのだ。
重力に、宇宙という海のコロニーという大地に縛り付けられた人間の言葉。
【私達の愛する、このコロニーの大地を奪わないで】

モノクル萌え秘書官アムロ話。合同誌『Monocle』収録。甘甘切ない系。アムロによる癒しを目指してます(誰の)下の話と対になっています。

□「強く儚い者たち」
泣き笑いの顔で、アムロはシャアの体を抱き返しながら続ける。
持って回った言い方しやがって、インテリはこれだから不自由だよな。
「恋人を抱くのに、いつもこんなに理屈をつけないと抱けないのか」
「まさか。君だけだ」

モノクル萌え秘書官アムロ話。合同誌『Monocle』収録。18禁。上の話の夜の部分(笑)だけ抜き出したもの。シャアがちょっとキチク風味。

□「よだかの星」
―――ああ、再び巡り逢ったときに、あれ程に感応し合い、同調したのでなければ、此程の期待をアムロに抱かずに居られたのかもしれなかったのに。
合同誌『PINKSPIDER』『ARCHIVES』収録。Zガンダム時代のクワアムの話です。18禁。普段よりは暗めの話です。

□「だって春が来たのに」
「なんか…駆け落ちしてるみたいだな」
「見つかったら連れ戻されるだろうからな」
 居心地の良さに君と二人こんな所まで来てしまったと口では軽く言いながら、その手はがっしりと失うことに怯えるようにアムロの肩に食い込んでいる。

CCA後の二人。心中未遂(笑)とあるお話の感想代わりに書きました。大神さんちに押しつけ済み。

□「into thin air」
それでも。あの頃垣間見たのと同じように幼く、
清らかに汚れを知らぬ魂を持った存在のように見えるアムロが少し妬ましく、
シャアは恐らく、僅かに不機嫌な気配を漂わせたのだろうと思う。
 初恋だったのか、とアムロに問えば呆気ないほど簡単に認めた。愛おしそうに膝の上に抱えたハロを撫でている。

白鳥ゆみさんに素敵なアムロを頂いたので、シャア編を捏造しました(笑)

□「一途な戀」
「あのさ、俺にとって、あんたは特別なんだ」
「そんなものか?」
 クワトロの声に僅かな驚きが混じるのに、アムロは心外だという気持ちになった。
当たり前だ。モビルスーツに乗る奴で、「ジオンの赤い彗星」に憧れたことのない人間は居ない。

大神さんちのかわいこアムたん祭りに捧げました(笑)

□「月の河を越えて-IT'S NOT WORTH ANYTHING MORE THAN THIS AT ALL-」
シャアは、これ以上ないほど動揺していた。理性の分別もある大人のつもりだったのだが、…此程無防備にされては。
それでもなんとかなけなしの理性をかき集め、笑顔を取り繕うと我が儘は困りますね、とアムロを咎める。
「我が儘なんかじゃない、これは命令だ」
高圧的な言葉と裏腹に、アムロが本当に嬉しそうに微笑んだ。シャアを思い通りにしたのが嬉しくて堪らない様子だ。

A様のオフラインCD-ROM画集のための書き下ろし。15アムロのご主人様と、34シャアの執事の話。18禁。

□「月亮代表我的心-OVER THE MOON LIGHT-」
「アムロ様は、アムロ様でしょう。今更変えられませんよ、あなたが私の主人であることも」
「シャアが僕の下僕であることも?」
「ええ、一生」

上の話の続編。なんとなく書いてみた・・・上と同じくA様の画集に収録していただきましたv

□「Hushaby」
 アムロは真新しいディジェのコックピットをご機嫌で弄りながら鼻歌交じりで懐かしいメロディーを口ずさんでいた。
 幾つかのチェック項目を確かめ終えた頃、突然頭上から最近になって耳に馴染んだ低い声が降ってきた。
「甘ったるい歌だな」

アムロ部に投稿しました。部長になってアムロを愛でよう!(笑)

□「うつぼの花」
掠れた声で耳元で名前を呼ばれ、その切迫した響きに混じり込む紛れもない欲望を感じ取って、
俺は嬉しくてまた、笑った。許すよ、と水平線を見つめたままで呟く。
「許すよ、俺が欲しいんだろう?」
 だったら全部、許すよ。俺は振り返りながら囁いた。

2005年夏コミ発行のシャアム企画本、『涼し、あなたに花束を…』への寄稿作品。テーマは『花』です。シャイアンアムロ、18禁。

□「はじめて海を見た日」
「おい、早く来いよ、海に入ろうぜ!」
「待ちたまえよ、海水浴には些か早くないか?」
 呆れたような声がするのに、青年はくるりと丸い瞳を動かしながら抗議する。

2005年夏、暑中見舞い創作。

□「SWEET-DEVIL LITTLE-ANGEL」
アムロは自分自身を堅く抱きしめた。
このままちいさくなって、どんどんちいさくなって。ぱちん、としゃぼん玉のように弾けて消えてしまえればいいのに。
―――なんだって?アムロが?私を?私のことを?
シャアには、たった今自分の耳が聞いたものが信じられなかった。
呆然としながら、意識をなんとか現実に引き戻す。
伸ばしかけて止めていた腕を震えながら再び持ち上げる。
そのまま、縮こまるように自分を抱き締めるアムロの肩に触れるぎりぎりまで近付けた。
「アムロ、私は…、私こそ、望んでいいのか?君を想うことを。君を…」

合同誌『SWEET-DEVIL LITTLE-ANGEL』に収録した、悠さんとのリレー大作。女の子アムロのお話です。

□「月に咲く花のようになるの」
「君の調子はダイレクトに私にだって響くのだから…最早、君一人の身体ではない。注意してくれたまえよ、秘書官殿」
 聞いたアムロが照れ隠しのように、あなたのその言い方だと、なんだかやらしく聞こえるねと苦笑する。
「そうは言うけれど、あなたが毎晩俺を大人しく眠らせてくれれば、話はちょっと違うと思うけれど?」
 少々意地悪い視線で見上げられても、シャアは動じない。
「私は私で自分の体調の自己管理をしているからね。アムロ、私を君恋しさで狂わせる気かい?」

2005年夏のインテックス大阪イベントの無料配布本、『ラヴ・パレード』収録。モノクル秘書官アムロとシャアのいちゃいちゃしてるだけの話。

□「Everlasting」
まぁ、ちょっと聞いてくれ、其処に腰をかけて。
いや、どうしてそんな嫌そうな顔をしているんだ?落ち着かないのかい?では、コーヒーでも淹れてこよう。
いやいや、君が立つ必要はない。私だってコーヒーくらいは自分で淹れられるのだから。
それで、だな。君達に話というのは他でもない。

頂き創作のお礼に捧げました。総帥惚気倒し。アムロはなにげにヒドイです(笑)大神さんちに貰って頂きましたv

□「雨上がりにもう一度キスをして」
「なんだ、よ」
『こちらは雨が、降っていて、寒くてね』
 言いながらゆるりと伸ばされた掌が、頬にかかる。赤い手袋はしていないようだった。
 現実味はないのにひやりとした感触がしたような気がして、アムロの背筋がぞくっと震えた。
 男は、色を無くした表情のまま、こちらには宇宙がないと虚ろに言葉を続ける。

こちらも差し上げものです。嘘っぱち第三次ネタ。りつこさんちに貰って頂きました。

□「Lovely Lovely Metaphor」
 ただ汗が流れていたので、荒い息を整えながら腕を伸ばして背中に回すとずるりと滑った。構わないで縋り付く。
昨年の中秋の名月に隠しでアップしてあったお話。公開期間終了。2005年秋の個人誌、「レゾンデートル」に収録しました。

□「この世の果ての花火-N oli me tangere-」
「ああ、ごめんごめん。でも、本当に意外だったから」
 たじたじとなったアムロが苦笑しながら弁解する。
「あぁら、そんなこと言っていると、アムロこそ時代に取り残されちゃうわよ。私なんか今日、作戦中はクワトロ大尉とも息がぴったりだったんだから」

2005年秋の個人誌、「レゾンデートル」収録、アムロのお誕生日話。アムロとベルトーチカ、そしてクワトロ。PG。

□「そして、歩きだす-Pieta-」
(カミーユ、カミーユったら。ねぇ、どうして喜んでくれないの?これで世が果てるまで一緒にいられるのに)
 くるり、と青いスカートが翻ってカミーユの視界を掠めた。カミーユは低い声でぽつりと、呟いた。

2005年秋の個人誌、「レゾンデートル」収録、カミーユのお誕生日話。フォウを喪って嘆くカミーユとアムロ。PG。

□「A Briefer History Of Time」
「なにもかも、みんな懐かしい名前だな」
「そうかね」
「あなたと俺が化石なんだ。ザビ家なんて名前、久しぶりに聞いた。…七年、七年だぞ」

2005年秋の個人誌、「レゾンデートル」収録、シャアのお誕生日話。ダカール前後のクワトロと、アムロ。本を通じて三部作のようになっています、これで完結。NC-17。

□「相思華」
「何度も言っただろう。誓いもした筈だ。君は私が護るのだ、とな」
 俯いたまま、今度は聞き分けのない子供のような口調で、アムロが呟いた。大声で泣き出したいのを堪えるので精一杯だった。
「それにしたって、言ってくれてもよかっただろう」

Aさん発行のシャアム本 『すと・らびゅvらびゅ2』寄稿、ブルセラがテーマのモノクルシャアムもの。NC-17。

□「無声慟哭」
 『アムロ、ホワイトベースで君のような仲間に出会えて、私はとても嬉しかった。しかし、私はもう、行かねばならない。ザビ家が滅びて、今、ジオンを導く者は誰もいない―――誰も』
『だからって、あなたが行くことはない!なにもあなたが人身御供になることなんて、ないんだ!』

北条芳乃様主催の「連邦シャア」本にゲストでお話を書かせて頂きました。元はホワイトベースにいた設定のクワトロ大尉とアムロのZ時代の話です。G

□「Natural distance」
「なんだ、ベルトーチカより、あなたが正しかったな」
『何のことだ?』
 惚けたように言うクワトロがおかしくて憎たらしくて、行きがかり上とはいえこの男から預かったからには、と必死になっていた自分が滑稽で、アムロは肩を震わせて笑い続けた。

ユウメディア様内、FASS発行のクワトロ・バジーナアンソロ本にゲストでお話を書かせて頂きました。映画版Zガンダムのお話です。クワトロ大尉のことを思う、アムロの話。G。

□「甘ったれクリーチャー-What a blue-eyed fawning creature!-」
「ごめんよ、シャア。一人にして、寂しくさせて。…許してくれる?」
「許すも許さないも」

「比翼ノ鳥」さん一周年記念に、大神さんに押しつけた、「シャアに謝るアムロ」がリクエストのバカップル。PG。

□「漸大月の昨夜」
「貴様はな、殺したいと思った相手も殺せない腑抜けだよ」
「違っ…!!」
「もういいか?いい加減問答も飽きたよ」

今年の中秋の名月の日にガンダムページのどこかにひっそり隠しました。隠し場所は隠した本人も忘れているので聞かないで下さい(おいおい)。狂気を纏うクワトロと、抗えないアムロ。NC-17。

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