曙紅

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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 好きな色は、と尋ねられたときに、いつ頃から迷い無く一つの色を答えるようになったのだろう。

 燃え上がる、夜明けの太陽の色が好きだ、と。―――落日ではなく。

 曰く、何かが変わってゆく色だと思うから。我ながら、陳腐でありきたりな理由だとは思うが。

―――だって君達は、私がそう答えることを望んでいるのだろう?

 だから、唇はたった一つの色を紡ぐ。

 情熱の、炎の、曙の、そして……鮮血の。


 内緒だ、けれども。

 ほんとうは。

 赤なんか好きじゃない。

 願わくば、いつも誰にも流されないように、凛として白くありたい。

 純白は。

 全ての色を許容しながら、その一方で僅かな色合いすら混じり込むのを一切拒否する、残酷な色。

 そして、私の魂の焦がれて已まない彼の色。

 混じりけ無く真っ白で居られるのなら、何を無くしても構わない。

 もしも受け容れて貰えるのならば、この身さえ消し去っても、とすら想っている。

 純白の雪原にぽつりと垂れた鮮血の一滴のように、目を惹きたいなどとは考えたこともない。

 ただ、ひたすらに。

 消し去られてしまいたい。

 今は君が誰のことも必要としていないから、私は安心しているのだけれど。

 彼が誰かをその白で、溶かして包み込んで隠してしまいたいと願うのならば、
 世界でたった一人、選ばれたいのだ。

 そうして私は今夜も、紅に染まる明け方の陽光を身に浴びながら。

 その果てに一瞬だけ見える、真っ白な世界を夢見ている。


 君だけの居る世界を。






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...end.

 

 

りつこ様のサイトの3万Hit突破記念も兼ねた誕生日フリー配布イラスト、三枚目(ホントに遠慮がない)
後ろでかっぱらうのを見ていた妹さえめろんめろんにされてたシャア。
ああ、男前〜〜〜〜。アムロが惚れるわけだ。(笑)
大人の余裕な最年長エース、でももってるんだかもってないんだか、の危ういところがまた可愛いです(笑)
りつこさん、ありがとうございました〜〜!!

 

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