もういっそアップは止めて個人鑑賞のみで墓まで持っていこうかとも本気で考えたんですが思いとどまりました（笑）

ああ、ええわぁ〜〜〜メフィスト二世ー。葵さんありがとう！！本当にアリガトウ！！！

>>>葵さんに捧ぐ。

：STORMY EYES：

『メフィスト二世。』

　俺は、自分のこの名前が嫌いだ。

　由緒正しいメフィストフェレス伯爵家の跡取りにして魔女サマリンの息子。

・・・だけど。

　今まで誰一人として・・・俺を俺として見てくれる人はいなかった。

　俺だけが欲しいと言ってくれる人は居なかった。周りに寄ってくる奴らは大抵俺に付随してくる価値の方が大事で・・・下らなくて、馬鹿な連中ばかりで。自然と俺は一人で居る方が好きになった。誰かと連むなんて、冗談じゃない。

　どうせ、俺は。俺のことは。

　必要なんかじゃ、ないくせに。

『君の力が借りたいんだ。』

　そう言われても、はじめは笛の力で渋々言うことを聞いているんだって思っていた。

『第一使徒である君の力が必要なんだよ、メフィスト二世。』

　まぁ上手くおだてるモンだ、とは思ったけれど気分は悪くなかった。ちょっとくらいなら言うことを聞いてやっても良いかな、という気分になっていた。

『みんなで、力を合わせよう？・・・夢は、きっと・・・叶うから。』

　あの、深くて穏やかな目の色に惹きつけられて行ったのは、いつからだろう・・・？自分の意志で、君を守ってやりたいと思うようになったのは。

『ねぇ、メフィスト二世。』

　悪魔くんにそう言われるのは、嫌じゃない。見えない学校の仲間達にしたってそうだ。・・・あいつらが俺を呼ぶときは、俺の後ろにいるオヤジでもメフィスト伯爵家の称号でもなく、俺そのものを呼んでくれるから。

　夢は。・・・俺の、楽園は。今ではいつでも手を伸ばせば届くところに存在する。たとえ東獄大帝を倒したって、究極の六芒星の絆で結ばれた俺たちはいつまでも大事な仲間だ。

　だからさ、

　ちっとくらい、遠い場所にいたって関係ないんだよ。魔界と人間界の垣根なんて俺にかかればないも同然だ。

　いつだって会いに行ける。いつだって、呼んでくれて構わない。

・・・・・・だから。

　サヨナラなんて言わないぜ、悪魔くん。三日もすりゃあママさんのラーメンが恋しくなるに決まってるんだから。それにちゃんとエッちゃんにただいまも言いたいし。百目の甘ったれはそっちにかえっちまったらしいし。

　それに。

　心が止まるくらい・・・綺麗な、君の瞳をまた覗きたい。

　今度はそこに何が映っているかを知りたい。君の夢は、俺の夢でもあるんだからさ。

　ユートピアはどこにもないかも知れないけど。少なくとも、俺の居場所は、そこにある。悪魔がこんなこと言うなんて、おかしいかい？けど、俺はマジでそう思ってるぜ。

　なぁ、そうだろ？悪魔くん！！

>>END

（スイマセンあの最終回には今でもあんまし納得いってません（笑））

著作権ってなぁに？（おい）

『嵐の神話』

　青いこの宇宙がひび割れるとき　それは傷ついた明日かもしれない

　ユートピアを目指し　冒険の旅さぁ続けよう

　夢に忍び寄る争いの影　君の瞼から涙があふれてた

　心の片隅に　勇気をくれる愛がある

　STORMY　EYES　不思議な力に

　STORMY　EYES　導かれ

　STORMY　LIGHT　心の翼を

　STORMY　LIGHT　広げてゆけ

　遥か地平線あてなく続く　遠い僕たちの未来を守りたい

　自分だけのために　戦うなんて悲しいことさ

　燃える太陽を身体に浴びて　君と見た夢をいつでも信じよう

　時間と空間を　早鐘のように超えるのさ

　STORMY　EYES　見えないエナジーに

　STORMY　EYES　守られて

　STORMY　LIGHT　希望の翼よ

　STORMY　LIGHT　虹をつかめ

SONG FROM 『悪魔くん』

・・・ちょっと打ってみたら全部出たよ・・・今でも歌詞をフルで暗記していた自分に乾杯。（笑）oh!YESもいいけどこっちが好き。